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Docusign Agreement Cloud:2021 リリース3の発表

Steve Krause

Steve Krause

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Docusign Agreement Cloud: 2021 リリース 3では、ドキュサインの電子署名(製品名:Docusign eSignature)に署名の委任機能をはじめとした新機能を追加し、また契約アクションやSMS配信といった機能の強化を行なっています。

    • Docusign eSignature(ドキュサインの電子署名)の新機能
          • Docusign CLM と Gen の新機能 
          目次

          本日発表の Docusign Agreement Cloud: 2021 リリース 3 には、皆さまのビジネスを発展させるためのさまざまな新しい製品機能が含まれています。以下の動画では、ドキュサインのエンジニアリング担当 SVP であるトム・ケイシーより、本リリースに含まれる新機能をいくつかピックアップしてご紹介します。

          *日本語の字幕は、動画画面の下部にある[Subtitles]アイコンをクリックして[日本語]を選択してください。

          今回のリリースに含まれる機能は以下の通りです。

          Docusign eSignature(ドキュサインの電子署名)の新機能

          顧客、パートナー、従業員、その他さまざまな関係者とより強固な信頼関係を築くために、企業はこれまで以上にデジタルファーストの契約体験を提供することが求められます。今回のリリースで追加される Docusign eSignature の機能を活用することで、従業員の生産性を高め、顧客中心の契約体験を提供し、契約プロセス全体の可視性を改善することができます。

          従業員の生産性を向上

          送信と署名のワークフローを簡素化して、仕事の進め方を見直します。

          • 契約アクションの機能強化 : 契約アクションは、署名後の作業を自動化する機能です。今回の機能強化では、これまでの Google スプレッドシートに加えて、Microsoft Excel Online へのデータのエクスポートが可能になります。また、管理者は Google のマイドライブだけでなく共有ドライブにもアーカイブするルールを設定できるようになります。さらに、アーカイブの際にエンベロープに関連するすべてのドキュメントを ZIP ファイルにまとめることができ、簡単にファイルを整理することができます。本機能は、11月末の提供開始を予定しています。

          • 署名の委任機能:署名者が不在の時などすぐに署名ができない場合、当該の署名者に代わって署名する人を選ぶことができます。これにより、契約プロセスのボトルネックを最小限に抑えられます。本機能の公開は12月を予定しています。

          • **Docusign Rooms for Mortgage と Encompass ® by ICE Mortgage Technology™ との統合:**本統合により、Docusign Rooms for Mortgage(住宅ローン)をご利用のお客様の契約締結プロセスが簡素化します。金融機関は Encompass からローンに関する書類を直接 Rooms に取り込み、タグ付け、分別、結合、電子署名の取得ができ、また簡単に締結済みの文書を Encompass に戻すこともできます。本機能は米国のみで利用可能です。

          • **Docusign eSignature for Microsoft Approvals in Teams:**Teams から直接、文書の作成や管理、共有を行うことができるようになります。ユーザーは Microsoft Teams の承認アプリ内で電子署名を依頼したり、ステータスをリアルタイムで把握しながら承認依頼を合理化することができます。本機能は今年中の提供開始を予定しています。

          顧客中心の契約体験を提供

          使い勝手の良いカスタマイズされた契約体験で、顧客満足度を向上します。

          • SMS 配信の機能強化 : SMS 配信機能を使うことで、署名者のモバイル端末にリアルタイムで署名依頼の通知を送信することができます。初期バージョンでは、SMS を送信する際に、同時にメールも送信する必要がありましたが、今回の機能強化でユーザーは SMS のみで通知を送ることが可能になります。本機能は12月に提供予定です。

          • Docusign Notary の機能強化:今回の機能強化により、管理者は公証人を保留にすることが可能となり、公証人が不在の場合でも公証が妨げられたり、遅延することがなくなります。本機能は11月中に米国で提供を開始する予定です。

          • Docusign ID Verification の機能強化:管理者は、SMS による再認証ステップを追加することができるようになります。署名者は、最初にエンベロープにアクセスする際には本人確認プロセスを経る必要があります。次回以降、エンベロープに再びアクセスする際は、SMS 経由でテキスト配信されるパスコードを入力することで、エンベロープにアクセスすることができます。本機能は11月末に提供予定です。

          • **Dynamic Content for Docusign Click:**動的なコンテンツ(署名者の名前など)が入力されたクリックラップへの同意を取得することで、1対複数の標準的な契約を、パーソナライズされたフィールドを持つ1対1の契約に変換することができます。本機能は12月に提供予定です。なお、eSignature Standard 以上のプランでは、250回分のクリックラップが無料になる体験版を提供しています。

          可視性の改善

          エンベロープのリアルタイムな可視化により、署名者側プロセスの自動化を促進します。

          • **Recipient Connect for Docusign eSignature:**Docusign Connect の機能拡張である Recipient Connect は、Webhook を利用して自動通知を送信し、受信エンベロープの状況をリアルタイムで確認するため、大量の API 呼び出しが不要になります。これにより、企業はエンベロープの最新状況をより明確に把握できるようになり、レポート作成やアーカイブなど署名後の作業を自動化することができます。本機能はすでに提供を開始しています。

          Docusign CLM と Gen の新機能 

          どのような状況下でもビジネスを進めるためには、組織はマニュアルプロセスを自動化し、すべての契約取引を効率的に行う必要があります。

          今回追加される CLM  と Gen のイノベーションにより、企業は効率的なビジネスプロセスを構築し、生産性を向上させることで、ビジネスを迅速且つ大幅に加速させることができます。

          生産性の向上

          コラボレーション機能の強化とプロセスの自動化で、スピーディーに作業を進めることができるようになります。

          • Docusign CLM のコラボレーション機能強化:CLM のプラットフォーム上でコメント、@メンション、タスクの割り当てができるようになります。Microsoft Word との互換性も強化され、追加された機能と組み合わせて活用することで、合意形成を迅速に行い、リスクを最小限に抑え、可視性を高めることができます。本機能は11月中に提供を開始する予定です。(日本語での提供は未定)

          • **Docusign Gen for Salesforce Billing:**Salesforce Billing を利用している企業の請求書の作成と送付をより簡単なものにします。管理者は、カスタマイズ可能なテンプレートを利用して、Salesforce のオブジェクトデータを請求書に統合・自動生成して、顧客に定期的に送付するように予定を組むことができます。本機能はすでに提供を開始しています。

          Docusign Agreement Cloud: 2021 リリース 3 に関するさらに詳しい情報は、 リリースノートをご覧ください。

          ※本ブログはドキュサイン本社が2021年11月10日(現地時間)に公開した「Announcing the Docusign Agreement Cloud: 2021 Release 3」の抄訳になります。

          Steve Krause

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