知っておくと安心!ドキュサインの電子署名では何が記録される?
知っておくと安心!今回はドキュサインの電子署名では何が記録されるのかをご紹介します。電子署名が完了すると、完了済みの文書と共に完了証明書をダウンロードすることができます。この証明書には、完了した書類(エンベロープ)のID、差出人/署名者の情報が記録されており、ダウンロードのタイミングで改ざん防止シールが施されます。
これまで、ドキュサインの電子署名の仕組みや、電子署名の利用方法についてお話ししました。電子署名が完了すると、完了文書がメールで送られてくることがわかりましたが、もう一つ、重要な記録として完了証明書というものがあります。メールで送られた完了通知のリンクからブラウザで文書を表示すると右上のその他のアクションから「証明書の表示(PDF)」をクリックすると完了証明書がダウンロードされます。
以下が完了証明書のサンプルです。完了した書類(エンベロープ)のID、差出人と署名者の情報が記録されており、ドキュサイン上で合意した文書(エンベロープ)の、監査証跡、客観データ、有効性を証明したものになります。(サンプルではメールアドレス等は消しています)なお、合意した電子文書および完了証明書は、ドキュサインのクラウドからダウンロードしたタイミングで改ざん防止シールが施されます。
この完了証明書は、ドキュサインのクラウド上で記録される、ユーザーがDocusign eSignatureでデジタルトランザクションを開始、進行、および完了する通常の過程で発生するアクティビティ、イベント、およびアクションに関するメタデータである、トランザクションデータに基づいています。このトランザクションデータは合意する電子文書にひも付きますが、別データの扱いになります。
トランザクションデータには、送信者から提供された情報(電子メールアドレスなど)と、Docusign eSignatureによって生成された情報(アクションの日時など)が含まれ、3つの一般的なカテゴリに分類されます。
受信者の名前や電子メールアドレスなどのエンベロープと関係者の説明、および受信者のIDを認証するために送信者が指定した方法(アクセスコード、SMS認証など)
発生したイベントの情報
合意文書(エンベロープ)が送信または表示されるとき
電子的通知の受領に同意する電子記録および署名開示の受信者の受諾
合意文書(エンベロープ)が拒否されたか無効にされたかを示すステータス
デバイスのIPアドレス、その他のオンライン識別子、位置データ(署名者が許諾した場合)データ
以上のようにドキュサインの電子署名を使用した場合は、合意文書共にトランザクションデータもドキュサインの信頼の高いクラウドに安全に保管することで、一連の合意記録を客観的に証明することが可能になります。
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参照:履歴と完了証明書