ドキュサインが定義する「アカウント」とは?
ドキュサインを使う上で知っておきたいワードの一つ「アカウント」。アカウントとはドキュサインの電子署名を利用する契約の単位のことで、一意なIDと共に、アカウントの管理者、エンベロープを送受信可能なユーザー、そしてアカウント内で処理したエンベロープを含みます。他のSaaSサービスではテナントと呼ぶこともあります。
Docusign eSignature(ドキュサインの電子署名)を利用する上で重要な概念、「エンベロープ」と「アカウント」。今回は、「アカウント」についてわかりやすく解説します。
おすすめ記事:ドキュサインの電子署名に出てくるエンベロープって何?定義と使い方を解説!
アカウントとは、ドキュサインの電子署名を利用する契約の単位のことです。通常は一つの契約に対して、一つのアカウントを利用する環境が提供(プロビジョニング)されます。他のSaaSサービスではテナントと呼ぶことあります。
アカウントには一意なIDとともに、「アカウントの管理者」「エンベロープの送受信が可能なユーザー」「アカウント内で処理したエンベロープ」が含まれます。
■ユーザー
管理者は、管理権限をもつユーザーです。ユーザーは、送信権限をもつユーザー、受信権限だけのユーザー、高度なオプションにより詳細な権限を付与したり委譲することも可能です。ユーザーは作成したグループに所属することで、アカウント内の処理や設定を共通化することができます。署名者はこのアカウント内にユーザーアカウントを作成する必要はありません。
■エンベロープ
ユーザー毎にエンベロープの所有権があります。エンベロープの作成を効率化するためには、テンプレート機能が便利です。テンプレートにも所有権があり、他のユーザーと共有可能です。通常、ユーザー、グループ単位で共有範囲を設定します。
■ブランド
ブランド設定により、アプリケーションの画面、署名画面、通知メールのロゴやテーマカラーを変更することができます。これにより、受信者はどの企業、組織・団体からメールが送られたのかを簡単に識別できます。高度なオプションではリソースファイルを利用した詳細なカスタマイズも可能です。
いかがでしたか?「アカウント」を効果的に活用して、ぜひビジネスのデジタル化およびスピードアップにお役立てください。