ドキュサインはDreamforce 2023に出展します!
2023年9月12日(火)〜14日(木)の3日間、ドキュサインは米サンフランシスコで開催されるSalesforce社主催のイベント「Dreamforce 2023」に出展します。Docusign x Salesforce連携ソリューションの特長やメリットのほか、最先端の契約AI技術を紹介します。
平均的な B2B の営業プロセスには 10名前後の人が関わり、102日の時間を要し、多くの場合、ハイブリッドな職場環境で進行します。しかし、このようなプロセスをデジタル化することで、よりスマートに、より簡単に、そして信頼性の高い合意・契約プロセスを実現できます。
**見積もりから現金化までのプロセスを変革:**すでに導入済みのプラットフォーム上で、使い勝手のよいデジタルな契約体験を提供。これにより、収益化までの期間を短縮します。
**コラボレーションの向上と成約の迅速化:**インテリジェントで合理化された契約ワークフローの中で、契約書のレビュー、承認、署名・捺印を行うことができ、チーム全体の生産性を向上します。
Dreamforce 2023 では、デモやセッションを通じて、Docusign x Salesforce の連携ソリューションが営業チームにどのようなメリットをもたらすのか、文書生成、ワークフローの自動化(営業、法務、財務向け)、電子署名、最新の契約管理によってどのように働き方を向上できるのかをご覧いただけます。本記事では、ドキュサインが Dreamforce 2023 でご紹介する内容を、先取りしてお見せします。
契約の迅速化をもたらす、よりスマートで、より簡単で、より信頼性の高い方法
見積書や契約書の作成
見積もりから現金化までのプロセスには、多数の関係者が関与し不確定要素も多いため、エラーの可能性も高まります。価格設定モデルが複雑になる中、営業担当者は「一括払い」「月額サブスクリプション」といった価格設定、年間コスト、カスタマイズ、バンドル(セット販売)、割引などについて、正しく判断して処理しなければなりません。また多くの場合、割引価格や標準的な商取引条件の変更が許容可能であるかを確認するために、見積もりは複数の関係者から承認を得る必要があります。
売り手側は、製品を正しく構成して価格を設定した後、専門的で正確、かつ分かりやすい見積書を顧客に提供することが求められます。これは口で言うほど簡単ではなく、特に複雑で多くのSKU(在庫管理単位)が含まれるような取引では手間がかかります。結果的に、営業担当者は Salesforce のデータを Word文書にコピー&ペーストする作業に多くの時間を取られ、実際に“モノを売る”という本来の仕事に費やす時間が削られてしまいます。さらに、テンプレートが古かったり、データを貼り付けた際に文書の書式が崩れたり、個々の顧客に合わせた情報を入れ忘れたりした場合、せっかく作った文書を作り直さなければなりません。その間、見込み客はイライラしながら、間違いのない最終版の契約書を待つことになります。
Docusign Gen for Salesforce を使えば、Salesforce から離れることなく、わずか数回のクリックで文書を作成できます。もう少し具体的に言うと、次のようなことが可能になります。
**クオリティの高い文書を迅速に作成:**顧客、製品、価格などのデータをまとめ、見積書や請求書、提案書といった営業文書を、Microsoft Word、PDF、その他の形式で作成できます。
**Salesforce とのシームレスな連携:**Docusign Gen は Salesforce 内にネイティブに構築されているため、ユーザーはプラットフォームの中で文書を作成でき、Salesforce のさらなる活用を促進することができます。
**条件付きコンテンツの活用:**Salesforce のデータおよびルールに基づいて、適切なコンテンツを自動的に含める/除外できるため、時間の節約とエラーの削減につながります。
電子署名で「商談成立」を迅速化
販売契約書への署名・捺印は、営業サイクルの中で最も記憶に残る瞬間であると感じている方も多いのではないでしょうか。近年、顧客や見込み客もデジタル体験を好む傾向が強まっており、契約プロセスに電子署名を導入することで、顧客に好印象を与え、取引を迅速に成立させることができるでしょう。また、従来のペンを使った署名や物理的な押印に比べてセキュリティとコンプライアンスに優れているため、リスクも低減されます。
Docusign eSignature for Salesforce なら、営業担当者は Salesforce 上で、契約書の送信、ルーティング(回覧)、署名・捺印、追跡、保存を行えます。これにより、組織は以下のようなメリットを享受しつつ、営業プロセスを合理化し、収益を迅速に手にすることができます。
プロセスの可視性を高めると同時に、顧客にワールドクラスの署名体験を提供
レスポンシブデザインに対応し、ほぼすべてのデバイスで署名できるため、契約締結までの時間を短縮
顧客データを契約書に自動で取り込むことで、データ入力ミスを削減
Sales Cloud、Service Cloud、Revenue Cloud、Experience Cloud、Vaccine Cloud を含む Customer 360 全体で利用可能
見積もりから現金化までプロセス全体の契約管理を拡大
CPQ(製品構成・価格・見積もり)ソリューションの導入は、営業の見積もりプロセスを合理化するための素晴らしい第一歩です。しかし、契約プロセス全体を自動化するシステムがなければ、「見積書に商取引条件を明記すること」と「関連する法的条件を契約書に盛り込むこと」の間にプロセスのギャップが生じます。
そのギャップを埋めるために、営業担当者は契約書を可能な限り早く顧客に届けられるよう、手作業で回避策を講じることになります。今日の B2B 営業担当者が契約書を作成する際によく使う手段は、既存の文書をコピーし、元の内容を新しい取引に関する情報に置き換えるという方法です。このプロセスでは契約書をすばやく作成できますが、意図しないエラーやビジネスリスクが生じる可能性もあります。
Docusign CLM は、CPQ と請求プロセスをつなぐ役割を果たします。CLM は、自動文書生成、リアルタイムの交渉、ドラッグ&ドロップのワークフロー、高度な検索機能により、複雑な契約ライフサイクル全体を管理することができます。CLM はまた、指定した日にアクションをトリガーするよう設定でき、これは契約更新時に非常に役立ちます。
取引成立のために営業担当者が財務部門や法務部門と協働する必要がある場合、Docusign CLM は部門横断的に契約ワークフローを合理化します。営業部門は更新された内容を提供し、それを Opportunity(商談)からすぐに確認できます。一方、法務および財務の両部門は、契約書のバージョン管理、監査証跡、社内限定のコメント機能により、修正・変更や交渉への取り組みを容易に行えるようになります。
また、ドキュサインと Slack を連携することで、個々の担当者宛に、割り当てられたタスクに関する通知が届きます(新規タスクと解決済みのタスクのどちらも対象です)。これにより、Slack 内で、Docusign CLM からタスクを受け取ったり、アクションを起こしたり、フィードバックを提供したり、契約書のドラフトをレビューしたり、契約書に署名したりすることができます。通知を受け取ったらすぐにアクションに移せるので、これまで以上に契約プロセスが迅速に進みます。
Dreamforce 2023 でお待ちしています
2023年9月12日(火)〜14日(木)の3日間、ドキュサインは米サンフランシスコで開催される Salesforce 社主催のイベント「Dreamforce 2023」に出展します。ドキュサインのブース(ブース番号 1129)では、Docusign Gen for Salesforce や Docusign CLM のデモを行うとともに、さまざまなセッションをご用意しています。
日本オフィスからもスタッフが参加しますので、ご興味のあるお客様は、JapanPartners@docusign.com までお問い合わせください。
※本記事は「Docusign at Dreamforce: Smarter, Easier and More Trusted Agreements」の抄訳で、日本向けに一部加筆修正しています。