スペシャルインタビュー：綾部祐二さんとドキュサイン

2022年9月某日。ロサンゼルス近郊。

「CMだから秒数が決まっているので、時間内にストーリーを話すっていうのは久々でしたね。コンビのネタ合わせのときを思い出しちゃった、10秒過ぎてるなとか（笑）」と話すのは、今回ドキュサインのCMに出演いただいた綾部祐二さん。

気になるCM紹介の前に、綾部さんのアメリカ生活をちょっとだけ紹介。最近、綾部さんが長いアメリカ生活の中で感じていることとは？

綾部さん：5年間ずっとアメリカにいるので、日本ではどうだったのかというのが本当に分からなくなってきています（笑）例えば、サニタイザーって日本語では何て言ってたんだっけ。ああ、消毒液って言うんだとか。あとは、あんまり日本食レストランには行かないんですけど、この前、どうしても食べたくなってラーメン屋さんに行ったんです。そしたら、日本人のお客さんがいっぱいいて。「さっちゃんが、それで私に言ったの」と聞こえたと思ったら、向こうでは「私はずっとこれだけお金を

払ってるけど、何の意味もないよ」みたいなことを言ってて。話していることがすべて入ってきて、あれ？日本にいるときは電車の中とかでどうだったのかな？と不思議な感覚になりました。普通に街を歩いてたらどうなるんだろうって、日本に帰った時にそれが一番楽しみです。

さて、今回のCMですが、20代の頃、綾部さんの身に起きた実話をもとにしたストーリーで、誰もが一度は経験したことのある「ハンコあるある」がテーマになっています。ハンコを押さなければならない！でも印鑑が見つからない！！うまく押せない！！！さらにはあんな事件まで…。

「紙からデジタルへ」を表現した紙を投げるシーンでは、周囲のスタッフも歓声をあげるほどの命中率。「小・中・高とずっと野球やってたんで、まあ、それぐらいのところは」と話す綾部さん。綾部さんのコミカルかつ繊細なエピソードトーク「もう繰り返したくない話」をお楽しみください！

CMでは日本ならではの「ハンコ」を取り上げていますが、アメリカではハンコの出番は少ないものの、契約書などに署名する機会は多いはず。実際、「署名あるある」のようなエピソードはあるのでしょうか？

綾部さん：アメリカだと、そもそもペンを使うことはほとんどないですね。例えば免許の書き換えですが、先にオンラインで手続きできるので、その場で用紙に書いている人はほぼいないです。署名は全部デジタルで、引っ越し先の物件とか何から何までドキュサインですもん。日本では（電子署名が）まだ一般的ではないっていうのにびっくりしましたね。そうか、よく考えたら、「綾部祐二」って書いて、（その横に）ハンコを押すのかと。

すでに何度もドキュサインを利用したことがあるという綾部さん。最後に、綾部さんが考えるドキュサインのメリットとは？

綾部さん：ドキュサインだと安心ですね。法的にも認められているし、アメリカだけじゃなくて、その他の国でも使えますから。「あ、ドキュサインでサインするのね。はい、これで」って、ポンってすぐにサインしてしまいます。もう、ドキュサインは当たり前のものって感じです。日本だとハンコを押しますけど、極論、他の誰かが代わりに押せちゃいますからね。「綾部」はわりかし珍しいけど、「山本」「斉藤」「山田」という名前の人は山ほどいるわけじゃないですか。それに、朱肉が乾いてカピカピだよとか、ちょっとだけ水を垂らして生き返らせるみたいなくだりとか、なにやってたんだよって（笑）

綾部さん：ハンコの文化も大切ですけど、今はオンラインでの契約が当たり前の世の中になっているんですよ。これは、今回お仕事させてもらったからってわけじゃないですけど、今すぐ採り入れるべきです。日本でもほとんどの方がスマホを使っていて、ドキュサインなら簡単に使えますし。「これからは、ドキュサイン」ですね。

^{綾部祐二（アヤベユウジ）さんプロフィール}

^{2000年デビュー、03年、又吉直樹とお笑いコンビ「ピース」を結成。10年にブレイクを果たし、一躍人気タレントに。人気絶頂の16年、アメリカに拠点を移すことを発表。9本あったレギュラー番組すべてを降板し、17年10月にニューヨークへ移住。 22年5月には渡米5周年を機にロサンゼルスへ移動し、書籍『HI, HOW ARE YOU?』を出版、YouTubeチャンネル『YUJI AYABE from AMERICA』を立ち上げるなど、夢の実現に向け精力的に活動している。}