PowerFormで署名プロセスのセルフサービス化&契約数アップ!
ドキュサインの電子署名にある機能の一つ、PowerForm(パワーフォーム)はとっても便利!この機能を使えば、電子署名プロセスをセルフサービス化、つまり署名者が自分で電子署名のプロセスを開始することができます。親権者同意書が必要なエステサロンは、PowerFormの活用で契約数アップに成功しました!
以前、弊社ではエステサロンを経営されているお客様をお手伝いする機会がありました。
主に脱毛のサービスを提供されており、未成年者の契約時には必ず「親権者同意書」という書面が必要で、それを紙で行っていることで大変不便されているということでした。
「親権者同意書」の提示は民法で制定されており、18歳または19歳の方が施術を希望している場合、カウンセリング時に必ず提示しないとなりません。
※高校生(16歳から17歳)は親権者同伴必須のため不要
多くのサロンではウェブサイト上にPDFの親権者同意書をアップロードしており、それを契約者(未成年者)がダウンロード、記入して捺印、親権者にも同じように記入捺印してもらって、それを握りしめてサロンに行かないとなりません。(プリンタが無いご家庭も、今はざらです。)
「もし、親権者同意書を持って来なかったら?」
残念ながら、その場で帰っていただくしかありません。お客様には何度も足を運んでいただかなくてはなりませんし、通常1回30万円以上の契約ですので、サロンとしては大きな機会損失にもつながります。
それをドキュサインで何とかできないか?というご相談でした。そのサロンは関西に9店舗展開されておられます。
ドキュサインの電子署名では、依頼者が署名をしていただきたい方に向けて文書を送信します。多くの場合で、署名者は特定できるのですが、今回のケースでは署名者(契約者 = 未成年者)から「送って!」という依頼はありません。不特定多数の方が好きな時に親権者同意書をダウンロードしていますし、送信者が知らないところでやってますから、それに対応しないとなりません。
また、カウンセリングの申し込みはかなりの数がありますので、都度対応していたら大変な手間になります。
そこで、”PowerForm(パワーフォーム)”というドキュサインの機能を使いました。
この機能は、ドキュサインのエンベロープをURL化し、インターネット上に置いておける機能です。署名者は必要な時にアクセスし、オンライン上で署名や捺印を行うことが出来ます。
また、親権者同意書のことを知らず、持参しなかったお客様にも、店舗にタブレットなどがあればその場で記入していただけます。(親御さんの記入を待つ時間は生じますが・・・。)
このサロンでは夏休みが始まった頃にドキュサインを利用したサービスを開始し、夏休み期間中は月間200通以上、9月になっても約100通の送信がありました。
私が知る限りで、日本には数百の脱毛サロンがあります。脂肪燃焼や美肌レーザー、整形など入れると1,000を超えるのではないでしょうか。すべてに親権者同意書が必要なのですが、多くのサロンがWEB上にPDFをアップロードしているだけで、親権者同意書のダウンロード、プリントアウト、記入捺印などお客様にとってはとても手間がかかります。
各社、タレントさんを起用したり、金額面でのメリットを訴求したり、差別化に躍起になっています。ここはひとつ、「うちの親権者同意書はデジタルなので、お手間を取らせませんよ」という謳い文句で、他社との差別化を図ってみるのはいかがですか?