Blog
ホーム/

新機能「エラスティク署名」でパーソナライズされた署名体験の提供が可能に

概要3分で読み終わります

「Docusign eSignature(ドキュサインの電子署名)」に新たに追加された「エラスティク署名」機能は、自社のWebサイトやアプリのデザインや操作性を損なうことなく、サイト/アプリ内に文書を埋め込むことができ、より快適でパーソナライズされた署名体験の提供を可能にします。

    • エラスティック署名とは
        • エラスティック署名のユースケース
          • エラスティック署名のデモ動画

        目次

        ja-JP
        Japanese woman looking at her smartphone outside

        今や、デジタルエクスペリエンス(デジタル技術を活用した体験)はあたりまえのものになりつつあります。ビジネスでもプライベートでも、デジタル機器やテクノロジーの活用が増え、私たちはその利便性を期待するようになっています。企業対一般消費者の取引においてもデジタル化が進んでいますが、そのなかで否定的な体験があれば、顧客体験、ブランド・ロイヤルティ、ひいては収益に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

        例えば、「オンライン申込みフォームを入力したら、次は契約書にも同じ情報を再度入力しなければならなかった」「入力フォームがWebサイトのデザインと異なっていたので使いづらく、(外部のサイトに遷移したので)このまま個人情報を入力してもよいか不安に感じた」こんな経験はありませんか。

        企業が顧客に対してデジタルエクスペリエンスを提供することは、もはやオプションではありません。よりよいデジタルエクスペリエンスが求められているのです。契約や取引などの手続きが完了する前の離脱を防ぎ、顧客満足度をあげるためには、プロセス全体がシームレスで違和感のないものであることが重要です。

        エラスティック署名とは

        ドキュサインはこの度、新たに「エラスティク署名」機能の提供を開始し、自社のWebサイトやアプリのデザインや操作性を損なうことなく、サイト/アプリ内に文書を埋め込むことができるようになりました。これにより、より快適でパーソナライズされた署名体験の提供が可能になります。

        顧客の署名体験を向上

        • フォント、背景、罫線、ボタンの色、間隔などのUI要素を調整して契約書をWebサイトやアプリに直接埋め込むことで、ブランドのルック&フィール(デザインの外観や操作性など)を統一することができます。 

        • 署名者の氏名、役職、会社名などの動的コンテンツを呼び出し、契約書をパーソナライズすることができます。これらの情報は、文書のフォーマットに合わせて自動入力されるので、署名者が何度も重複して入力する手間を減らします。

        • ボタンをクリックするだけの簡単な操作で、スムーズかつ迅速な契約成立を実現します。

        企業の契約管理を改善

        • 条件付きコンテンツのロジックを活用し、契約書のさまざまなフィールドに基づいてコンテンツを自動的に表示/非表示にすることができます。例えば、署名者が居住する州に基づいて特定の条項のみを表示するルールを設定すれば、広範囲での契約書の展開が可能となり、複数の類似した文書のテンプレートを管理する必要がなくなります。 

        • 追加コーディングなしで契約書のバージョンを管理・更新し、どのバージョンに署名されたかを完全に追跡することができます。 

        • 署名済みの契約書のコピーと完全な監査証跡を含む完了証明書を作成し、コンプライアンス違反のリスクを低減します。

        エラスティック署名のユースケース

        「エラスティク署名」は、契約書や合意書などの文書をデジタルフットプリント内に埋め込む必要がある様々なシーンで活用できます。従来のPDFベースのものと比較すると、文書とWebサイトまたはアプリのルック&フィールを完全に統一し、デジタルファーストでシームレスな署名体験を提供することができます。その結果、顧客満足度や成約率(署名の完了率)の向上が期待できます。

        • 金融:融資の申し込み、取引残高報告書

        • 保険:オンラインでの保険契約の販売、申込

        • 小売: 後払い決済(Buy Now Pay Later)の利用規約、アフィリエイト登録

        • 自動車:マイカーローンの申込、契約

        • 通信事業:口座開設、料金プランの変更 

        以下は、Tally銀行の即日キャッシングの申込みの流れになり、オンラインバンキングアプリから直接手続きすることができます。

        Elastic signing screenshots on mobile

        借入額を選択すると、Tally銀行のルック&フィールにマッチしたデザインと書式の申込書がアプリ内で表示されます。

        氏名、口座番号、その他の借入に関する情報は、完全にレスポンシブな申込書に動的に挿入されるので、利用者はすでに提供済みの情報を入力する手間を省くことができます。また、条件付きコンテンツにより、利用者の居住地に基づいた条項が自動的に表示されます。

        あとは、内容を確認・同意して、[申し込む (Request Loan) ] ボタンをクリックし、申込書にサインして提出するだけです。企業にとっても、消費者にとっても使いやすく、迅速で便利な取引が可能となります。

        なお、「エラスティク署名」は Enterprise Pro をご契約のお客様がご利用いただけます。アカウントの管理者については、本機能がデフォルトで有効になっていますが、アカウント内のその他のユーザーについては管理者が有効化する必要があります。詳しくは弊社営業担当までお問い合わせください。

        エラスティック署名のデモ動画

        以下の動画(英語)では、エラスティック署名の使い方をステップバイステップで解説しています。

        ※本記事は「Seamlessly Deliver Personalized Signing Experiences with Elastic Signing」の抄訳になります。

        関連記事

        • Docusign CLMがもたらす449%のROI:Forrester Total Economic Impact(TEI:総経済効果)調査
          ビジネストレンド

          Docusign CLMがもたらす449%のROI:Forrester Total Economic Impact(TEI:総経済効果)調査

          Author Docusign
          Docusign
        • 日本はデジタル後進国?!「世界デジタル競争力ランキング」に見る、日本が目指すべきデジタル化とは

          日本はデジタル後進国?!「世界デジタル競争力ランキング」に見る、日本が目指すべきデジタル化とは

          Author Docusign
          Docusign
        日本はデジタル後進国?!「世界デジタル競争力ランキング」に見る、日本が目指すべきデジタル化とは

        日本はデジタル後進国?!「世界デジタル競争力ランキング」に見る、日本が目指すべきデジタル化とは

        Author Docusign
        Docusign

        電子署名を試してみませんか?Docusign eSignature の無料トライアルをご活用ください。

        無料で試すお問い合わせ
        Person smiling while presenting