Google Workspaceとドキュサインの電子署名を連携するメリット
ドキュサインの電子署名は350以上のインテグレーションを提供していますが、その一つがチームのコラボレーションと高い生産性を実現するDocusign for Google Workspaceです。今回はGmailやGoogleドライブ等、Google Workspaceと連携する3つのメリットをご紹介します。
Google が提供するビジネス向けのクラウド型グループウェアサービス「G Suite」。2020年には「Google Workspace」に生まれ変わり、チームのコラボレーションと高い生産性を実現するために必要なアプリケーションを1つの場所に統合し、提供しています。
ドキュサインの電子署名は Google Workspace と連携しており、Gmail や Google ドキュメント、Google ドライブなどのアプリケーションから直接、署名をしたり、文書を送信することができます。今回は、ドキュサインの電子署名と Google Workspace の連携ソリューション(以下、「Docusign for Google Workspace」)について紹介していきます。
ストレスフリーな合意・契約プロセスを実現
使い勝手のよいシンプルなインターフェースは、ユーザーの満足度と生産性を高めます。ここ最近の傾向として、ストレスなく使えるツールを提供することは、従業員や顧客にとってこれまで以上に重要になってきています。
現在、600万社以上の企業がテレワークをはじめとした新しい働き方に対応するために Google Workspace を利用しており、効率的に作業を行える環境を整えています。また、使用しているデバイス、ブラウザ、作業場所やその方法を問わないので、チームでのコラボレーションが容易になります。
この Google Worksapce とドキュサインの電子署名を連携すれば、わずか数クリックで、Gmail や Google ドライブなどのアプリケーション上で署名をしたり、文書を送信することができます。つまり、複数のアプリケーションを使い分ける必要はなく、文書をダウンロード/アップロードしたり、印刷やスキャンする手間もかかりません。
連携ソリューションで時間とリソースを有効活用
導入の容易さや利便性の高さなどから多くの企業がクラウドサービスを活用していますが、ドキュサインの電子署名(製品名:Docusign eSignature)もまた、クラウド上でサービスを提供しています。現在180カ国以上で100万社を超えるお客様と10億人以上のユーザーが利用しており、多くの組織・団体が DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、合意・契約プロセスを改善しています。
Forrester が実施した Total Economic Impact of Google Workspace(Google Workspace の総合的経済効果)は、無駄なやり取りをなくし作業の効率化を図ることで、ユーザー1人あたり年間 171 時間(年間約 21 日分に相当)の作業時間を削減できるとの調査結果を示しています。また、ドキュサインの電子署名を活用している企業では1契約あたり平均36ドルを節約しており、約83%の取引は24時間以内に署名を取得、あるいは契約を締結しています。
ビジネスのボーダレス化が進み、競争が激化する昨今、従業員と顧客の「時間」はこれまで以上に貴重なものになっています。「複数のアプリケーションを使い分ける」「何往復もメールでやり取りする」といった非効率的な作業を排除し、適切なソリューションを活用して、生産性の高い業務により多くの時間を使うことが求められています。
Docusign for Google Workspace は、時間とリソースの有効活用に寄与し、合意・契約プロセスを効率化を実現します。
セキュリティとプライバシーを強化
Docusign for Google Workspace を使うメリットの一つとして、プライバシー保護やセキュリティの向上が挙げられます。ドキュサインおよび Google のテクノロジーは世界中で何億人ものユーザーに利用されており、両社が提供する信頼性の高いツールを使うことで、セキュリティ面を心配することなく、重要なタスクに集中することができます。
ドキュサインの電子署名は業界でトップクラスの、そして世界中の最も厳しい認証に必要なプライバシー保護およびセキュリティの国際基準を満たしています。データの改ざん防止やセキュリティを強化するだけでなく、監査証跡により「誰が」「いつ」署名をしたのか等の情報を記録し、文書および署名の有効性を証明します。また、署名済みの文書は Google ドライブに安全に保存され、Google Workspace の高度なセキュリティ機能により、重要な情報やデータは確実に保護されます。
Docusign for Google Workspace の利用方法
Docusign for Google Workspace を使えば、普段から使用している Google のアプリケーション上で簡単に署名することができます。また、顧客や取引先に署名・捺印してもらう場合は、署名が必要な文書を選択し、受信者を追加、(必要に応じて)受信者へのメッセージを入力するだけです。
Docusign for Google Workspace は、Google Workspace Marketplace からドキュサインのアドオンをインストールしてご利用いただけます。なお、ご利用には Google とドキュサインのアカウントが必要です。ドキュサインのアカウントをお持ちでない方は、無料トライアル(30日間無料)にご登録いただき、ドキュサインの電子署名をお試しください。
Docusign x Googleで文書の一元管理を実現する方法 →
※本ブログはドキュサイン本社のブログ記事「Send and Sign with Docusign eSignature for Google Workspace」の抄訳になり、一部加筆修正しています。